軽井沢に移住したいわけじゃない!!

長野東信地方への移住を目指すソフトウェアエンジニアが移住にまつわるあれこれを綴ります

移住者目線で見る地域の特徴 その2:御代田町編

佐久市の次に移住候補地になったのが御代田町です。

佐久市の北、軽井沢町の西に位置する、人口1.5万人の町。

御代田町のなにが最も気に入ったかというと・・・

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雄大な浅間山が一望できる。

いや、もちろん佐久市でも浅間は見えます。

がしかし、物理的に近づいた分、迫力が違います。

また物件としても、佐久市に比べて浅間山が一望できるような土地が多いように感じられました。価格も佐久平駅近郊と比べるとかなりリーズナブル。

佐久平駅近郊では坪単価10万円以上の物件がほとんどですが、御代田では5〜8万円程度の物件が多い印象。

実際に長く住んでいる人にとってはおそらく慣れたもので、事実不動産屋さんを回ったときにも「別に家から見えなくても、ちょっと歩けばどこからでも見えますよ」なんてことも何度か言われましたが、やっぱり都会のコンクリートジャングルに慣れた身としては、自宅にいながらにして雄大な山が一望できるのはなんとも捨てがたい魅力です。

また、佐久市と比べてとてもコンパクトな町ですので、町の中心機能も一箇所に集中していて、暮らしやすそうなのも魅力。 町にはしなの鉄道御代田駅も通っているので、軽井沢まで電車で15分。 ハイシーズンで車が混んでいそうな時は電車でお出かけ、なんていうのもいいですね。

加えて御代田町のいいところは、佐久市軽井沢の中間地点にあるということで、どちらへも車で20分程度でアクセスできるということ。

普段の買い物は佐久平で、アウトレットに行ったりたまの贅沢をしたい時なんかは軽井沢へ。そんな暮らし方ができちゃいます。

難点は・・・そうですね、難点として挙げていいかわからないですが、御代田町は積極的に移住促進の政策などは行っていないようです。移住者用の補助金なんかも特になさそう。(2017年10月現在)

というのも、佐久平軽井沢に移住したい人が、ちょっと外れた(けど安い)場所として結構御代田を狙うんだそうな。(割と僕もこのパターンにはまって御代田を検討しました)

結果、御代田は1980年と比べて人口が1.5倍程度まで増えているのです。

つまり、特に移住促進の施策を打つ必要がないんですね。移住を狙う人にとっては残念ですが・・・。

とはいえ、実際に足を伸ばしてみると、佐久平の発展した地方都市的な雰囲気とはまた違い、高原の町として、とも素敵な雰囲気を出しています。

森の中というイメージが強い軽井沢ともまた違う、「爽やか」という言葉が似合う土地です。

さて次回は、いよいよ最終的に僕らが移住先として決めた(※実はまさに今日、土地購入の契約を交わしました。この話はまた後日)、軽井沢について書きたいと思います。