移住者目線で見る地域の特徴 その3:軽井沢町編
さて、軽井沢町編です。
こちらの記事でも少し書きましたが、実は軽井沢は東信地方の中でも最初に移住候補地から外した場所でした。
最大の理由はやはり湿気。
晴天率の高い佐久市と比べて、軽井沢は年間100日は霧が発生するという多湿地帯。
軽井沢3Kのひとつ「霧」ですよ(残りは苔とカラ松)フラダンスショーしてて明日は高木ブー氏が来ます。 pic.twitter.com/cr8PEfsLh5
— とらまる (@toramaru76) 2017年9月17日
むしろその湿度からくる苔むした幻想的な雰囲気が軽井沢の魅力だったりします。
やっぱ軽井沢いいねー
— 史成®︎ (@W_4MtcA) 2015年8月13日
この苔といい葉といい緑が超綺麗! pic.twitter.com/dVPCQPxue8
しかし、やはり定住を目指す身としてはやはりこの湿度の高さは大敵。
最初に僕が思ったのは「洗濯物、乾かなさそう・・・」
まあ実際この地方に暮らすのであれば冬場は外に洗濯物なぞ干せやしないのだが、それにしてもカビとの闘いだったり結露だったり、多湿地域で考えなければいけないことは多い。
そしてもう一つ。軽井沢の土地は超お高い。
たとえばこちらのお土地。売れたりしたら見られなくなるかもしれませんが400坪で1億円。い、いちお・・・?
さすがは全国有数の別荘地。
こちとら土地にかけられる予算はその10分の1にも満たないくらいなのに、はっきりいってこの価格では検討の俎上にも乗りません。
やっぱり軽井沢。僕のような庶民オブ庶民ズには恐れ多いにも程があります。本来は一歩足を踏み入れるのにも二礼二拍手一礼してから入るべきだったのです。
そんなわけで軽井沢はめでたく移住の候補地から外れました。めでたしめでたし。
・・・ところがです。
色々調べているうちに気づいてしまったのです。
軽井沢の西側、追分地方なら上記2点の問題を同時に解消できる。
地図で見てもらえればわかるように、追分地方とは軽井沢町の中でも御代田町に隣接する西端の地域です。
軽井沢町の中でも湿気が少なくカラッとしていて、また価格帯もお隣の御代田町と同程度で非常にお手頃。
まず霧と湿度に関してはこちらのページが非常にわかりやすく解説してくれています。
曰く、軽井沢の霧は碓氷峠の上昇気流で急激に空気が冷やされることによって発生するんだそう。 そのため、霧の影響は西に行くほど少なくなり、追分あたりまでいくとほとんど影響はないんだそうです。
また、こちらのページも大変勉強になる。
佐久市中心部へも20分程度でアクセスでき、軽井沢駅付近が渋滞するときには佐久平スマートICからもそんなに変わらない時間で来ることができる。
なんだ、いいじゃん追分。
ということで、軽井沢町の中でも追分地方であれば十分考えられそう、という結論に至ったのでした。